履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」

「地域リハビリテーション学コース」は,コア・プロジェクトの一環として,平成27年度後期から履修証明制度による現職者教育プログラムとして開講しました。

履修証明制度とは、大学等において、社会人等を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム(履修証明プログラム)を開設し、その修了者に対して法に基づく履修証明書を交付できるとした制度で、平成19年度の学校教育法改正により文部科学省によって創設されました。

>>文部科学省 大学等の履修証明制度について(文部科学省HP)

地域包括ケアシステムの構築に向けて在宅医療・介護が推進される中、従来の機能回復を中心とした継続的リハビリテーションに加え、活動や参加に焦点をあてた自立支援に資する取組が必要とされています。本コースは、病院医療施設、在宅支援に関連する施設・事業所等で活躍する理学療法士・作業療法士が、医療と在宅ケアの連携を推進できるよう幅広い知識の修得をめざします。
なお、本コース修了者には、大学より履修証明書が交付されます(単位や学位を証明するものではありません)。

コースの講師には各専門家(医師・看護師・保健師・社会福祉士・医療経済学者・システムエンジニア等)を招き、在宅看護・福祉・医療経済・情報システム等に関連した講義を行います。
受講環境としては、インターネットによる講義のストリーミング配信など、受講者の時間的負担を軽減するための環境を用意しております。

本コースは「職業実践力育成プログラム:BP」に認定され,「教育訓練給付制度」の対象講座となりました(2019年10月(第7期生)より適用)。

詳しくは こちら をご参照ください。

 

【教育目標】

(1)医療・保健・福祉をめぐる社会動向について説明できる

(2)在宅医療において情報通信技術(ICT)を適切に活用できる

(3)対象者・家族・職場内において適切なマネジメントができる

(4)患者・利用者に適切な社会資源情報を提供できる

(5)人生の最終段階におけるリハビリテーション専門職の役割を理解できる

(6)在宅ケアにおける予測と予防のための評価および適切な対応ができる

(7)訪問リハビリテーションにおいて医学的、対人的、労働環境的リスクマネジメントができる

(8)生活期における疾病・障害を理解し適切に対応できる

 

【コースの位置づけ】

本コースは、在宅ケアに必要な幅広い知識を修得することにより、その指導能力および実践能力の獲得・向上を目指しています。
本コース以外での研修は、理学療法士・作業療法士の各職能団体をはじめ、日本言語聴覚士協会を含めた三協会や訪問リハビリテーション協会が主催しており、それぞれが在宅ケアの知識を深め、実践能力を養う機会を提供しています。
本コースと各研修の位置づけをイメージ図に示しました。イメージ図をご参照の上、本コースの受講をご検討ください。

 

地域リハビリテーション学コースの位置づけ

 

【受け入れ人数】

第1期(平成27年度秋期生):25人

第2期(平成28年度春期生):39人

第3期(平成28年度秋期生):27人

第4期(平成29年度春期生):36人

第5期(平成29年度秋期生):36人

第6期(平成30年度秋期生):35人

第7期(令和元年度秋期生) :44人

第8期(令和2年度秋期生) :31人

第9期(令和3年度秋期生) :34人

 ※募集要項は こちら

 

【カリキュラム概要】

※PDF版はこちら⇒地域リハビリテーション学コース カリキュラム概要(R3.10月~予定)

 

【キャリア教育との接続性】

理学療法士・作業療法士のキャリア教育との互換性については、下記リンクから「キャリア教育との接続性」ページをご覧ください。

>>キャリア教育との接続性