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高度リハビリテーション専門職の養成 大阪府立大学×長崎大学 合同フォーラムを開催しました
平成29年1月21日(土)、長崎大学との共催で、グランフロント大阪ナレッジキャピタルにおいて『高度リハビリテーション専門職の養成 大阪府立大学×長崎大学 合同フォーラム』を開催しました。
長崎大学と本学は、ともに、平成26年度に文部科学省から「課題解決型高度医療人材養成プログラム」にコメディカル分野で採択され、これまでにも情報交換や事業交流会を重ねてまいりました。
そこで、本年度で3年目を迎えたプログラムの中間報告も兼ねて、より多くの方々に事業のご紹介や取り組み状況・今後の展望について情報を発信したいとの思いから、合同フォーラムを開催することといたしました。
テーマは、【高度リハビリテーション専門職の養成】です。
理学療法士・作業療法士を養成する両大学が超高齢社会に対応できる新たな卒前卒後の教育プログラムを展開していく中で、より高度な専門職としてのキャリア教育のあり方とは? をテーマに講演を行うと同時に、行政機関や職能団体の有識者にそれぞれの立場からご講演いただき、最後にはご来場いただいた方にも参加いただく形で、演者によるディスカッションを行いました。
当日実施したプログラムは、以下の通りです。
文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム
高度リハビリテーション専門職の養成 大阪府立大学×長崎大学 合同フォーラム
【開会挨拶】大阪府立大学 辻 洋 学長
【講演】
「これからのリハビリテーション専門職教育への期待」
○文部科学省高等教育局医学教育課 医療技術係・薬学教育係 吉光 紗綾子 係長
○座長:大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 高畑 進一 教授
「協会のキャリア教育制度の将来構想-大学・大学院教育に求めること-」
○公益社団法人日本理学療法士協会 半田 一登 会長
○座長:長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 東 登志夫 教授
「協会のキャリア教育制度の将来構想-大学・大学院教育に求めること-」
○一般社団法人日本作業療法士協会 中村 春基 会長
○座長:長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 東 登志夫 教授
「診療参加型臨床実習の導入に向けた取り組み-学生及び臨床実習指導者への対応-」
○長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 井口 茂 教授
○座長:大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 淵岡 聡 教授
「地域で活躍できるリハビリテーション専門職の養成-卒前・卒後の新たな教育体制-」
○大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 樋口 由美 教授
○座長:大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 淵岡 聡 教授
【演者によるディスカッション】
○座長:長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 沖田 実 教授
【閉会挨拶】長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 田中 悟郎 教授
当日は予想よりも多くの方の参加を得て、無事、盛会のうちにフォーラムを終了することができました。これもひとえに、事業に興味を抱いてくださった皆さま、そして事業運営にご協力くださった皆さまのおかげです。
この日は風が強く、大阪でも手がかじかむほどの気温でしたが、会場内は約60人の方々のリハビリテーションに対する熱い想いに溢れ、運営側が熱気を感じるほどでした。寒い中お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
事業も折り返し年度を迎え、今後ますます気を引き締めて活動してまいりたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。